もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
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わたしのいもうと
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わたしのいもうと

  • 絵本
作: 松谷 みよ子
絵: 味戸 ケイコ
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

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本体価格: ¥1,200 +税

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作品情報

発行日: 1987年12月
ISBN: 9784034380505

対象年齢 小学中級から

この作品が含まれるテーマ

みどころ

わたしをいじめたひとたちは
もうわたしを
わすれてしまったでしょうね――

新しい町へ引っ越し、新しい学校に通いはじめた小学校4年生の妹は、ふとしたことから、言葉がおかしいと笑われ、とびばこができないといじめられ、クラスの子たちから無視されるようになります。遠足でもひとりぼっち。
やがて妹は、学校へ行かなくなり、ご飯も食べず、口もきかず、部屋にとじこもるようになり……。

いじめに傷つき、心を閉ざし、孤独の世界にとじこもっていく小さな妹の背中。ページに書かれた言葉の意味が、心にしみこんでくるはしから、言葉で語ることができない、悲しさ、絶望、切実な願いなどが押し寄せてきます。
彼女を傷つけ、あざ笑い、ののしった友達は、中学生になり、高校生になっていく。でも、妹の時間は凍りつき、やがて止まってしまう。冒頭の文章は、妹が亡くなった後、残された手紙です。

弱い立場のものを踏みつけ、自分とはちがうものをとりのぞこうとする――これは、子どもの世界だけでなく、大人の世界でも同じことがしょっちゅう起きています。
この絵本には「かわいそう」「いじめる人はよくない」といううわっつらの感傷を寄せつけない厳しさがあります。それは、松谷みよ子さんのあとがきにあるとおりで、「おそろしいのはおおかたの人が自分でも知らないうちに、加害者になっている。またはなり得ることではなかろうか」という事実があるからではないでしょうか。この言葉は胸につき刺さり、離れません。
子どもから大人まで、ひとりひとりが自分のこととして考えたい大切なテーマです。ぜひたくさんの方々に手にとっていただきたい1冊です。

(光森優子  編集者・ライター)

わたしのいもうと

出版社からの紹介

なにげないいじめによって傷つき、登校もしなくなった私の妹は心を閉ざしたまま。向こうをむいて、ふりむいてくれません。

ベストレビュー

一人じゃない事を知って欲しい!

「いじめ根絶月間」というものがあるようで・・・。それに合わせて、小学4年生の朝の読み聞かせで使用しました。

雨降りでどんよりしている雰囲気の中、ますます空気が重くなるようなこの絵本。4年生ともなると、読み聞かせの反応もシビアな時があるので、ちょっと怖かったんですけど・・。
そんな心配は必要なかったかな?と思う位、子供たちは真剣に聞いてくれました。

初版された年がいつか確認するの忘れてしまいましたが、「レコード」という表現からも、すこし前の時代の絵本でしょうか・・。

いじめはもちろん 良くない事。
してはいけない事なのが当然なのは、昔も今も同じです。
でも、出版された当初と今では、読み取れる事・子供たちに より伝えたい部分が少し変わってきているんじゃないかなぁ、と感じました。

例えば、およそ20年前、中学生だった私がもしこの絵本を読んだとしたら
「いじめられる人の苦しみを考えよう。いじめはしてはいけない。いじめはやめよう」と、その程度の感想にとどまったと思います。
買い与える・読み聞かせる側の大人たちも、「いじめをやめましょう」という攻撃する側へのメッセージの方が強かったのでは・・?

しかし現在、母である35歳の私がこの絵本を読み聞かせる時に、子供たちに一番伝えたかったのは、「この絵本の少女のように、死なないで」という事でした。
攻撃される側への「いじめられても 死なないで」だったのです。

いじめる子供たちに対してだけ読むのではなく、いじめられている側の子供にこそ読んで欲しい。そう思いました。

世界は広いです。いじめて来る子たちだけが全てじゃないんです。必ずどこかに友達はいるから、どうかすべてに背を向けて心を閉ざして死んだりしないで欲しい・・。読み聞かせをおえたあと、子供たちにそう言葉を添えました。

どんな形ででも、子供たちの心に残って、忘れてほしくない作品です。
(ちょし★さん 30代・ママ 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳)

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