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カメのようにゆっくりで、ほのおのようにあつくて、くさのようにやわらかくて…… おかあさん、「せかい」ってふしぎなものなんだね。
親子で読みたい、あたたかくて哲学的な絵本。 子ざるのバブーンがお母さんといっしょに草原を歩きながら、世界の広さを理解していきます。「リサとガスパール」などで人気の、ハレンスレーベンの絵が印象的。
ひひのあかちゃんのバルーンが、おかあさんの背中で目を覚ました。
おかあさんと一緒に、広い世界の探検探しの始まりです。バルーンとおかあさんの会話がほのぼのとして温かい。見るもの全てが初めてのバルーンに、優しく答えるおかあさんがとってもいいと思いました。リサとガスパールを画いたゲオルク・ハレンスレーベンの絵が大好きです。カメがのそのそ歩いているのをバルーンが辛抱強く待っている絵、像の群れの絵が特に気に入ってます。バルーンの優しい清らかな目も大好きです。やっぱり、親子の会話は幾つになってもおしゃべりしたいですね! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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