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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

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きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

七夕の月

七夕の月

  • 児童書
作: 佐々木 ひとみ
絵: 小泉 るみ子
出版社: ポプラ社

税込価格: ¥1,100

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2014年06月
ISBN: 9784591140130

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
20.5cm x 15.5cm/142ページ

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出版社からの紹介

仙台七夕まつりの朝、
少年たちが見たあたたかい奇跡!

長年「仙台七夕まつり」を守ってきたおばあちゃん。
その想いを受けつごうとする二人の少年の、出会いと友情、
そして奇跡の物語。


仙台七夕まつりの日の朝、
まぼろしの七夕かざりを見つけてほしい・・・・・・

おばあちゃんの願いをかなえたくて、
ぼくは、必死で折り鶴を折った。
一羽一羽に、想いをこめて・・・・・・。

ベストレビュー

これからも想いが受け継がれる世の中でありますように。

仙台の七夕祭りの飾りは祈りを込めながら毎年人の手で作り替えられているのだそうです。
また、昔から伝えられてきた飾りには
それぞれに決まった意味があるのだということもこの本で初めて知りました。

空襲や震災を経験してきた仙台の人達がどんな想いで七夕祭を受け継いできたのか。
その想いを知り、自然とお祭りを受け継ぐ気持ちになっていく
少年2人の姿が描かれています。
きっと仙台に住む人達は皆さんが
亡くなった方への想いや復興への希望、飾りに込められた祈りなどを胸に秘めながら
七夕飾りを見上げるのでしょうね。
そんなことを考えながら読んでいたら
プロローグとして書かれている2ページを最後にもう一度
エピローグとしても読みたくなりました。
最初はなんてきれいな文章なんだろうと感じるにとどまりましたが
最後には「祈りの森になる」の一文が深く胸に染み入りました。

全国各地で受け継がれ、毎年執り行われているたくさんのお祭りも
仙台と同じように様々な想いと共に受け継がれてきたものなのだと思います。
私の住む町でもそろそろお祭りが始まります。
そういえば、越してきてから十数年になりますが
私はこの土地のお祭りのことをよく知らないなぁ…ちょっと調べてみようかな
なんて思えてきました。
夏休みを前にした子どもさんに是非お薦めしたい1冊です。
(西の魔女さん 40代・ママ )

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