「とんとん」「とんとん」
きつねさんとたぬきくんが歌っています。両手を「グー」にして、交互に上下をぶつけます。
ページをめくると、
「ひげじいさん」
きつねさんは、両手をあごの下に。
おやおや!たぬきくん、いつのまにか立派なあごひげのおじいさんに化けています。「おっほん」。
また、「とんとん」「とんとん」。
今度は、げんこつをほっぺたに。すると、たぬきくんは?
おなじみの手遊び歌、「とんとんとんとん ひげじいさん」を、きつねさんとたぬきくんと一緒に楽しむ絵本です。
歌を覚えていても、「こぶじいさん」や「てんぐさん」に変身するたぬきくんの見事な化けっぷりに思わずクスッ。
はじめてこの手遊びをやってみる子どもたちには、わかりやすい遊び方のガイドになりそうですね。
さあ、楽しそうに遊ぶ二人を見ていると、一緒に歌いたくなってきます。
きつねさんの動きをお手本に、たぬきくんに負けじとなりきって!
ぜひ、絵本を見ながら遊んでみてください。
「きらきら きらきら 手はおひざ」
歌はここでおしまいです。でも・・・
あれ? 絵本のなかには、きつねさんとたぬきくんの楽しそうな場面がもうひとつあるようですよ。お楽しみに!
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
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