とっても印象的なタイトル、表紙の男の子が憧れのまなざしで叫ぶ、「かぁ〜っこいい!」って、いったい何のことなのでしょう。 日曜日の朝、「ぼく」が犬のぺすにごはんをあげていると、お父さんが青いヘルメットを手にジェットエンジンを背負った見慣れない格好で出かけていきます。「とうさん?なに その かっこう。」と聞いても、何でもないと誤魔化すお父さん。すた!すた!すた!と行ってしまいます。 洗濯物を干していたはずのお母さんも、赤いヘルメットを持ってどこかへ。そして、お姉ちゃんまで?!テレビでは、街でかいじゅうが暴れているというニュースが流れています。映像の中、空を飛んできたのは、鳥か?飛行機か?いや、あれは…!
家族が、空を飛んで、怪力で、何だって解決しちゃう正義のヒーローだったら。これは絵本の中のお話。でも、現実の世界で子どもにとっての「家族」って、いつも自分を守ってくれる無条件のヒーローなんですよね。 ぼくがさびしいとき、孤独なときには、「だいじけんだ!ぜんいん しゅうごう!!」と、すごい勢いで集まってきてくれるヒーローたち。ああ、家族っていいなあ、「かぁ〜っこいい」なあ!素直にそう思わせてくれます。家族みんなで楽しめる温かい絵本です。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
今日はお休み。あれ?朝早くからお父さんの声??それにいつも見かけない格好…なんと、男の子の家族は正義の味方!強くて器用で優しい家族のとびきりゆかいなストーリー。
これは男の子、好きなんじゃないでしょうか。
誰もがヒーローに憧れると思いますが、
身近にヒーローがもしいたら興奮しますね。
悪い奴を倒したり、困ってる人を救ったり、
ヒーローはやっぱりかっこいいです。
最後は想像しない終わり方だったけど、
ハッピーエンドだったと思います。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子12歳)
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