おっちゃんとすごした時間は、ぼくの中でずっと輝きつづける。そう、それは「永遠の一瞬」と呼べる時間だった。若いおじの死を通して生きることの意味を知る、一人の少年が見つめた「生命のドラマ」。
幼い子には実感を得られるかどうか、とても重い話をファンタジックに描いていると思います。
親にかまってもらえない少年が親しく思っていたオッチャンは、実は白血病を病んでいていました。
人の死を実感できない少年が、オッチャンの長い夏休みは献体としてのオッチャンだったのです。
自分の身を持って、骨髄移植の道を開いた実在の方のことが語られていると見ました。
タイトルとかけ離れた重いテーマでした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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