赤い鳥の会編とありまして、一ふさのぶどうは、少年がジムという男の子の持っていた絵の具を盗んでしまうのです
洋紅色(西洋絵の具)の魅力に惹かれていたのですね
しかし盗むという行為は自分をも苦しめます
自分は弱虫だと思いかなしくなるのです
そしてこのお話は ぼくがあこがれていた若い女の先生だったのです
彼女はこの少年のしたことは悪いと知りながらも 一房のぶどうを彼にあげるのです。
教師のあり方が優しかったです
今の教師にはない対応だと思えました(時代がそうさせているのでしょうか?)
このお話は 昔の言葉使いがされていて 有島武郎氏の
美しい言葉使いが特徴のお話しでした
こさかしげる氏の画もなかなか効果的でした
なしの実のお話しもおもしろいです
赤い鳥の会というグループの作家たちの童話です (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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