日曜日の朝は「パンケーキの日」。
ジョージはきいろいぼうしのおじさんに教わって、パンケーキを焼きました。
でも、あれれ?
シロップをかけすぎてしまって、ビンは空っぽ。
ジョージは空のビンを持って、シロップを集めに出かけました。
レンキンスさんの農場で、カエデの木から
シロップが取れることを教えてもらったジョージは、
ともだちのアリーと共にカエデの木を探します。
目じるしは灰色で深いすじの入った幹と、先がギザギザで手のひらの形をしている葉っぱ。
ようやく見つけたカエデの木からシロップを集めはじめたジョージとアリー。
でも、シロップ作りは想像以上に大変で…。
今回、ジョージがチャレンジするのは、カエデの木から作られるメープルシロップ。
カエデの木の見分け方から、樹液の集め方、集めた液を煮詰めるところなど、
ジョージと一緒に楽しみながらメープルシロップができる工程を知ることができます。
実際にシロップを作るのは大変だけど、
お子さんと一緒にパンケーキを作って食べたり、
巻末の「かんさつノート」を作って近くの講演に出かけたりするのも楽しそう!
読み終わった後に、いろいろな遊びが広がる作品です。
(木村春子 絵本ナビライター)
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