●お星様はなぜ消えたの? どこに行ったの?
ビルにはまぶしいほど灯りがともり、道路は自動車のヘッドライトの行列。人々は歩きながらもスマートフォンや携帯端末に夢中。どこもかしこも光と音の洪水で、ひたすら騒がしかった。 お星様は毎晩、空に昇ってお仕事。きらきら輝くのが誇らしかった。でも、だんだんいやになってきた……。
いつのまにか見えなくなっていた美しい星空や、有限である地球資源へのかかわりかたについて、立ち止まって考える時間をくれる絵本です。
黒字に白抜きのおほしさまの表紙がすごく目立っていて、前から気になっていました。
環境問題への提起のようなストーリーでしたが、おほしさまがストを起こしてバカンスに行ってしまった、というあたりがまじめすぎず、面白かったです。
これを読んだら、必ず夜空を見上げたくなります。 (ミキサー車さん 40代・ママ 男の子2歳)
|