トヤという女の子が家族とともにひっこします。何日も歩いたある日、家畜たちがいっせいに走り出しました。なんと、美しい湖が現れ、新しい放牧地にたどり着いたのです! モンゴルの遊牧民のくらしを描いた絵本。
モンゴルの草原に住んでいる女の子トヤが、家族とともにひっこします。らくだの背中に机やいす、たたんだゲル、服や食べ物を載せて出発です。何日もかけて、広い砂漠と高い山を越えて行きます。子ども分かりやすく、モンゴルの生活が描かれています。娘は草原の中で、オオカミに襲われるかもしれない恐怖の中、夜を明かすことに驚いていました。世界の様々な国の生活様式に興味を持つきっかけにもなる絵本です。
(ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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