ある冬の朝、図書館司書は返却箱のなかで凍える子猫を見つけた…。来訪者を出迎え、ひざの上で眠る「図書館ねこデューイ」に、子どもたちは笑顔になり、大人は心をいやされた。皆に愛された「図書館ねこ」の一生。
絵本の『としょかんねこデューイ』が軽いタッチだったので、手にした『図書館ねこデューイ』の重さには戸惑ってしまいました。
図書館のブックポストに捨てられた子猫が、いかに図書館にとって大きな役割を果たしたのかという観点だけではなく、図書館長のヴィッキー・マイロンの不幸な生きざまは、ネコと彼女を分けることのできないくらいに重要な関係にしてしまったことが痛感されました。
世界中に名を知られた、デューイ・リードモア・ブックスという、図書館ならではの名前のネコの一生は、絵本とともにこの本を読むことによって、感銘をさらに深いものにするように思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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