話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

いのちをつなぐ

いのちをつなぐ

  • 児童書
著: 大木 トオル
出版社: 岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,430

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2012年12月
ISBN: 9784265042999

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
A5・144ページ

出版社からの紹介

被災し、被爆し、飼い主に捨てられ、殺処分寸前という、過酷な現実からから救出された福島の被災犬14頭がセラピードッグを目指します。その命のリレーと再出発の記録。

ベストレビュー

いのちあるものは幸せになる権利がある

東日本大震災で被害に遭ったのは人間だけではありません。ペット達も同様です。
人命救助が最優先なのかもしれません。でも、実はそんな舞台裏でのペット達の事も考えてみる良い機会でした。
表紙の犬がまっすぐに見つめてくるこの瞳に吸い込まれるかのように本を手に取りました。

捨て犬とは違い、被災犬というのは、飼い主に捨てられたのではなく、飼い主が自然の猛威や原発事故のためにや無負えず引き離された犬たちの事を指して言います。
残念ながら殺処分となってしまった犬たちも数多くいたようです。その殺処分を待つ犬たちをぎりぎりのところで保護した大木さんの活動には頭が下がります。

幸と福をはじめとして様々な被災犬たちが保護されたときと、数か月後の写真を比較してあり、やせ細った犬が愛されることを思い出し、生気を取り戻していく姿は涙が出てきました。
飼い主が突然消えて、街から人が消えて・・・さぞかし怖い体験をした犬たちだろう・・
犬の気持ちを考えると心が痛みました。

震災で復興活動を続けておられる方は、もちろんまずは人命救助で動いておられたでしょう。
その中、大木さんのような人物もとても重要だと思います。

犬たちも、人と触れ合う中で、かつての大事にされていた記憶を蘇らせてぺろぺろなめたり、甘えたりと癒されるのでしょう。人間の心をも癒し、なおかつ犬たちも元気になっていたに違いありません。

大切にしなくていいいのちはない。
祝福されないいのちもない。
いのちあるものは幸せになる権利がある。

最後の一文が本を閉じた後もいつまでも余韻として残っています。
(Pocketさん 40代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

3,080円
1,540円
1,210円
1,100円
1,045円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

550円
275円
275円
880円

出版社おすすめ




いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

いのちをつなぐ

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら