「もじ」が読める喜びが、そのまま絵本になっちゃった!
大人になったら当たり前になってしまうけど、日常には「もじ」があふれています。
「そら」「つち」「かわ」「ほし」「あめ」・・・これは自然についている名前。
「いぬ」と「いめ」「いね」なんだか見た目は似ているけど、これは間違え。
「ぴかぴか」「ぎらぎら」てんてんやまるがつくと、面白いことになるね。
「あっ」「わっ」「ちぇっ」小さい文字が後ろにつくと、音がはねているみたい。
小さな子どもたちが、日々の生活の中で「もじ」の存在に気が付いて、「自分でよみたい!」と願う。その欲求の、なんとキラキラしていることでしょう。
そんな気持ちに応えてくれるように、学習とは違うアプローチで「もじ」を教えてくれるこの絵本。
ひらがなって、よーく見ると本当に面白いかたち。
ひらがなが読めるようになったら、意味だってわかっちゃう。
意味がわかったら、世界がぐんぐん広がっていく!
きれいでフワフワしたイラストの中に、おどるように「もじ」が存在しています。
読めた? わかった?
「もじ」との出会いが新鮮な時代って本当に貴重。
何度でも、何度でも、繰り返し「もじ」たちと遊んでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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