小さなトムはきょうもホテルで皿あらい。ところがフライパンがとび出して……。豊かな空想の世界がひろがる短編集。
ちょっぴり不思議だったり、わくわくしたり、クスッとなったり…。
さすが、長きに渡り活躍されている作家さんだけあって、揺るぎないものがあります。
童話や児童書よりも、児童文学という言葉がしっくりくるそんなお話の数々です。
この本には、4話収録されていますが、いずれも子どもの目線で書かれたお話です。まるで、目の前に子どもがいて、その子の話を聞いているようです。これは、子どもは惹きこまれますね。
読み易い大きな字と、すてきな挿絵。
漢字には仮名が振られているので、小学低学年から、自分で読んで楽しめる作品だと思います! (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子9歳)
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