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消防ポンプおき場に留置されていた、大どろぼうホッツェンプロッツが脱走しました。巡査部長やシュロッターベック夫人などの助けをかりて、カスパールとゼッペルは再び大どろぼうと対決。
この夏、長男が『大どろぼうホッツェンプロッツ』を読んだので、娘と私は懐かしくなり、この本を読み返しました。
☆20くらいの前作と比べると、私のお気に入りキャラクター、大魔法使いツワッケルマンが登場しないので、☆15くらいにはなってしまいますが、もちろん、変わらぬ面白さです。
今回はニューキャラクター(犬)が登場しますが、それが度肝を抜く斬新さでお話におおいに花を添えています。
本当に作者プロイスラーさんは、どうしてこんなすごい登場人物を思いつくのでしょう。
今回もカスパールとゼッペルのコンビは大活躍しますが、おまわりさんもなかなか活躍の場を広げていて、おなじみの登場人物に再び出合う楽しさも十分に味わえます。
小学校中学年くらいのお子さんと一緒に、前作と合わせて読んでみてほしい本です。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳)
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