村では食べものがたりないというのに、寺からきこえてきたのは、ぺったんぺったん…。あやしい寺と、おしょうさんの正体は。オールカラーの楽しい絵童話、「くすのきじいさんのむかしむかし」第3弾。
村の貧困とは別世界の山寺では何が行われていたのでしょうか?
村の子どもたちを預かり入れて、不思議な女の子を引き入れて、何をしているのか村人たちには何も解りません。
村人たちは疑心暗鬼ですが、私にも展開の早さに、とらえどころのない物語ではありました。
それでも夢から覚めたような読後感は、味わいが残っていて不思議。
和尚さまは、決して村人たちを騙して、一人裕福に暮らしていたわけではないのでした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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