月刊絵本「キンダーおはなしえほん」を再構成したもの。なんと、昭和55年の作品です。 新しいアパートの8つの窓に、8つの色のカーテンがつけられます。 それぞれの部屋の中では・・・?
子供の頃に読んで、とても印象的でした。ずっと探していて、ようやく手に入れることができました。
新しく建ったアパートの住人を、それぞれのカーテンの色とともにのぞいていきます。カナリヤ、病気のこども、おばあさん…いろんな人が住んでいますが、最後の部屋の黒いカーテンはいつもしまったまま。そこに住んでいるのは…。
ちょっと不思議なお話です。文といい、絵といい、とても幻想的でロマンチック。絵はカラフルだけど柔らかく、あたたかみがあり、絵を眺めているだけでもホッとします。子供の頃大好きだった絵本なので、我が子にもぜひ読んであげたいと思います。おやすみ前の絵本タイムにおすすめです。 (げがんさん 30代・ママ 女の子2歳、男の子0歳)
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