長い年月、山の風雨の音や動物たちの声などを聞いて育った木から造ったバイオリンは、山の自然の響を奏でる--という美しい話。
バイオリンづくりのおじさんが、バイオリンのおとの話を子供たちに聞かせているお話です。
でも、とても素朴であたたかなお話です。
おじさんが、とても、優しげで、あたたかな人で、そして、バイオリンのこと、バイオリンの音のこと、バイオリンの材料の木の事をやさしく語ります。
読んでいて、ほんわかとした気持ちになってきます。
子供は、本当かな?どうなのかな?という感じで聞いていました。
でも、「きっと、本当だよ」といってあげたくなるお話です。 (れんげKさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子6歳)
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