暗いなかにシルエットが浮かんでいます。 真ん中が出っ張った四角の下に丸が二つ。 この形、知ってる! この影はきっと・・・!
でんきゅうくーん、あかりをつけてよー。 はいは〜い。あかるく なあれ!
でんきゅうくんが「ぱ!」と明るくなると、 現れたのは、あれ?! 車の形に見えていた影は、実はおひるねしているわにさんでした!
こんどは、りんごの形の影がふたつ。 りんご、りんご、ほんとにりんご? あかりをつけたら・・・
はじめてこの絵本を読むときは、いろんな想像をしてからページをめくっても、 シルエットからは、きっと予想外のものが現れます。 「えー!!」という子どもたちの元気な声が聞こえてきそう。 想像して、裏切られるって面白い!大人も子どももみんな「ギャップ」に弱いんですね。 子どもたちの「脳を刺激する」というコンセプトでたくさんの絵本を出版している東京書店さんならではのしかけ絵本。 赤ちゃん絵本を数多く手がける かしわらあきおさんの絵も、何度もページをめくりたくなる愛らしさです。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
このかげなあに? 影を見てロケットかと思ったら、実は…!!! 影に映った姿と本当の姿のギャップを楽しむ絵本。 次々起こる予想外の展開は、子どもの想像力と好奇心を育むのに最適! 子どもの脳力をビビっと刺激します。
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