|
さまざまな流派の人気落語家10人の噺を、古典新作おりまぜ1冊ずつ絵本にする企画で、落語と絵本、ふたつの文化のコラボレーションを、たっぷりと楽しんでもらえるシリーズです。大トリとなる最終巻は、古典落語の人気作『夢金』。凍えるような冬の夜、金に目がない船頭のところにあらわれた、怪しいお客たちの正体は…? 新世代の名人・立川談春師匠の大迫力の口演を、寺門孝之さんが美しく妖艶な絵で絵本に封じこめます!
タイトルが気になり、手に取りました。古典落語を絵本にした作品とのこと。
雪の降る夜、船宿に、船を出して欲しいと若い娘を連れた侍がやってきます。寝言にまで百両欲しいという欲張りな船頭が、礼をはずむと聞いて船を出すことにします。
妖艶なイラストとともに、引き込まれるお話でした。
闇の場面からパッと明るくなるシーンは、特に印象的です。
「古典と新作らくご絵本」シリーズの1冊。同じシリーズでは『とのさまと海』を読みましたが、こちらもとても面白かったです。他にもいろいろあるようなので、読んでみようと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
|