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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

100時間の夜

100時間の夜

  • 児童書
作: アンナ・ウォルツ
訳: 野坂 悦子
出版社: フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2017年03月
ISBN: 9784577044902

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
20×14cm 368ページ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

父親のスキャンダルから執拗なネット中傷を受けた14歳のエミリア。ひとりで渡航したニューヨークで出会ったセスと妹のアビー、ジムの4人で大停電の100時間を過ごす。友情の絆と家族を描いた物語。

ベストレビュー

ある日突然世界は変わる

いつも見慣れた光景がある日突然様変わりして見えたことはないだろうか。

たとえば、ある日クラスで仲間はずれになり、一人ぼっちになるようなこと。この本の主人公は、父のスキャンダルのせいで、自分自身は何も悪いことをしていないのにSMSでターゲットにされてしまう。

たった一人でニューヨークへ家出し、ハリケーンに遭遇し生き延びる。まるで映画を見ているかのような展開に目が離せなくなり、一気読み。

記者にエミリアが啖呵をきる場面、要所要所で的確な表現で主人公を助ける9歳のアビーがいいなと思った。

その一方で、今私たちが生きているネット社会についても読みながら考えさせられた。即時性と利便性、書き込まれた情報が消せないことの怖さと重さ。

今を生きる10代の子どもたちがこの本をどう読むのか感想を聞いてみたい。
(はなびやさん 50代・ママ 男の子16歳)

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