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あるまちの おかのうえに、ちいさなちいさなもみの木が はえていました。もみの木のゆめは、おおきくなって すてきな森でくらすこと。ところが、クリスマスツリーとしてうられてしまい……。 クリスマスにおこった、心あたたまる奇跡をえがいた絵本
もみのきを題材にしたお話は、アンデルセンの『もみのき』が有名ですが、
そちらは最後が寂しい終わり方ですよね。
でもこちらの絵本は、最後にふわあ〜と心が温まるような感じで、
クリスマスにぴったりといった感じだと思いました。
ある町の丘の上に、小さな小さなもみの木がありました。
もみの木の夢は、大きなもみの木の森で暮らすこと。
でもクリスマスツリーとして売られてしまい・・・・・・
読み始めは、アンデルセンのような感じかなあと思ったのですが、
読み進めるとどんどん心の奥がじーんと温かくなる感じでした。
息子も最後にハッピーエンドとなっていることにニコニコでした。
クリスマスを楽しむためのクリスマスツリー。
でもそのツリーの土台になっているもみの木にも
もっともっと感謝しなくては!
とそんな思いになる絵本でした。 (Sayaka♪さん 20代・ママ 男の子6歳)
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