ホンシメジ先生の診療所に、助手のナメコ君が飛び込んできました。診療所の前に、患者さんたちの長い列ができていたからです。患者さんたちの身体には、得体の知れぬものが突き出ていました。その正体は、テングバナキンでした。先生は、これは怪人ベニテングの仕業に違いないと確信します……。
タマゴタケ嬢、シロオニタケゾウ、シロテングおきな、マイタケ君……、愛嬌あふれる、でもちょっとキモカワなキノコ・キャラクターたちが繰り広げるドタバタ・痛快コメディです。
著者は、『新幹線のたび』(講談社)のコマヤスカンさん。今回も、コマヤスカンさんらしい、いつもの細かいタッチで描きこんであります。コマヤスカン・ワールドが炸裂した絵本!
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