・出版社からの内容紹介
〈不朽の名作『白鯨』に552点の絵を描いた奇才マット・キッシュ×翻訳家・柴
田元幸が贈る新しい文学のかたち〉
ある日、図書館員マット・キッシュは、自分がいちばん愛する小説、ハーマン
・メルヴィルの『白鯨』の全ページにイラストをつけることに決めた。シグネ
ット・ペーパーバッ ク版を使えば552ページ、毎日一枚、デジタルではなく、
紙やインクを使って作り、そのページの核となる一文、一フレーズを添える。
それは芸術への欲求を満足させるための、純粋に愛の行為だった——(柴田元
幸 MONKEY Vol.3より)
アメリカ文学史上の最重要作品と言われ、時代をこえて読み継がれてきた『
白鯨』が、迫力と独特のユーモアのある絵と、名翻訳家・柴田元幸の翻訳によ
って生まれ変わりました。圧倒的な想像力による絵と文学の競演をお楽しみく
ださい。
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