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ペロペロくんのたからさがし

ペロペロくんのたからさがし

  • 絵本
作・絵: 井川 ゆり子
出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2017年09月04日
ISBN: 9784799902394

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
263mm×212mm 32ページ

みどころ

主人公のペロペロくんは、コアリクイの子です。
ある日のおやつの時間、ママからきれいなクッキーの空き箱をもらいます。

とってもきれいな箱だから、とっておきの宝ものをいれることにしたペロペロくん。
さて、肝心の宝物をどれにしようかとそこらじゅう探しまわりますが、なかなかぴったりのものが見つからなくて……。

本当に大事なものをなにか1つだけ挙げてみてと言われると、あるようなないような、ありすぎるような気がして、なかなか絞りきれないものですよね。
もしかしたら大人になるほど、そうなのかもしれません。

一方、小さな子どもに同じことを聞くと、う〜んと考えてから、大体の子が大きな声でさまざまな答えを返してくれます。
おもちゃやら家族やら、その子によって答えはまちまち。
でも、はっきりと明言する彼らの姿を見ていると、人生を歩み始めて数年だからこそのシンプルな生き方に、何だかはっとさせられます。

ペロペロくんが最後に見つけた宝ものにも、そんな子どもたちの答えに近しいものを感じます。
さて、どんなものが見つかったのでしょうね?
それは読んでのお楽しみです。

(てらしまちはる  ライター/こどもアプリ研究家)

出版社からの紹介

コアリクイのペロペロくんは、おかあさんからきれいな箱をもらいました。ペロペロくんは、その箱に入れる「たからもの」を探しに行きます。
とうとう見つけたたからものは…?

ベストレビュー

とっても素敵な宝物

コアリクイという動物が主役の絵本、初めて見ました。表紙をめくるとどんな動物なのか説明も書いてあるので、勉強になりました。
コアリクイのペロペロくんが、とってもきれいなクッキーの箱をお母さんからもらって宝箱にします。中に入れるものをあちこち探しに行きますが、なかなかいいものが見つかりません。そんなペロペロくんが最後にこれだ!と思った宝物には、すごくあったかい気持ちになれました。絵もとってもかわいらしくて素敵だし、宝物を見つけるまでの過程も、どんなものが宝箱に入るのかなとワクワクしながら読めて、最後までとっても楽しめました。
(てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)

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