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学校がもっと好きになる絵本シリーズ、第3弾! おねえちゃんのおさがりを恥ずかしがる、なっちゃん。 そんななっちゃんに、先生がおさがりの思い出を話してくれます。 そして、ともくんのおうちにも おさがりをあげられる赤ちゃんが。 おさがりって、なんて素敵なんだろう。 モノを大切にする心を、大切にする絵本です。
おさがりと聞くと親兄弟からのものと感じますが、教室や机や椅子も、先輩たちからのおさがりだったのですね。
これは、今まで持っていなかった視点でした。
おかげで、おさがりへのイメージが、少し変わりました。
絵本はさらに進んで、今自分たちが使っている机や椅子は後輩たちがおさがりとして受け取るわけだから、丁寧に使って丁寧に掃除しようという結論に至っています。
そういう考えに至る子どもたちの素直さが、とてもまぶしく映りました。
納得づくしの絵本でした。
(めむたんさん 40代・ママ 男の子20歳)
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