小さなねずみのチュッチュとチョピー。大の仲良しの2ひきがふと疑問に思ったのが、こんな事。「川の水って、どこにいくんだろう?」
どうやら海って言う、大きな大きな水たまりにいくみたいだけど? すると目に飛び込んできたのが、木にひっかかっていた帽子。「あれに乗って、海までいけるかな?」
…うん、わかるわかる。その感覚。帽子ではちょっぴり頼りない気するけれど、2ひき一緒なら、なんだって実現できるはずなのです。早速、帽子に乗り込んで、意気揚々と出発したチュッチュとチョピー。だけれど、いきなり目の前に現れたのは、大きな大きな…へび!? 大ピンチ、ちゃんと海までたどり着けるのでしょうか。
好奇心旺盛な2ひきが大はりきりで繰り出す大冒険には、ハラハラドキドキがたくさん。でも、遊びゴコロも盛りだくさん。穴あきのめくりしかけ絵本になっているのです。「あぶない!どうしよう!」「ああー、よかった」の繰り返しが、子どもたちを夢中にさせてくれます。子どもたちの毎日だって、きっとこんな風に驚きと安心に満ちているのでしょうね。
人気絵本作家の新井洋行さんと小林ゆき子さんが組んだ作品は、とても爽やかで可愛いらしい1冊になりました。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
好奇心旺盛なねずみのチュッチュとチョピーは、海への期待を胸に、帽子に乗って川を下っていきました。 でも、途中にはさまざまなできごとが…。さあ、ちゃんと海までいけるかな? 今、大人気の絵本作家、新井洋行と小林ゆき子のコンビが、小さな子どもたちにおくるかわいい冒険物語です。
夏らしい絵本が読みたくて探しているときに見つけました。
とても可愛らしく、見やすいイラストでした。
青いズボンのチュッチュと、赤いズボンのチュピー。
2ひきのねずみが、川を下って、海を目指すというお話です。
途中、さらにめくるというしかけもあって、とても楽しいです。
特に、滝を落ちるシーンは、迫力がありました。
小さい子と読んだら、喜んでもらえそうです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
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