彩の通っている都小学校が、隣の小学校と統廃合されることに。おばあちゃん、お父さんも卒業した古い小学校なので、残して欲しいと市長さんにお願いするが…。
小学校が閉校になる。
そう校長先生から告げられた子供達が、驚き、悲しみ、そして行動を起こす・・・ そんなストーリーです。
小学生が出来得る限りの記憶や知恵を絞り出し、調べて、行動に移す様は大人顔負けで、また大人にはない一途さと情熱が溢れ出ていて、長いお話なのですが、ぐいぐいと引き込まれていきました。
もしも自分の通っている小学校が閉校になったら、どの小学校に通うのか?
息子は自分に重ねながらストーリーを聞き、描かれている子供達の様子を自分なりに考えていたようです。
等身大の子供達、そして現実に起こり得る題材が扱われているので、大人も子供も真剣に考えながら読むことの出来るお話だと思います。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
|