これまでにない近未来パニック小説
タマヤたちの小学校は、立ち入り禁止の森に囲まれていた。
森には、サンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。
タマヤの大事な友だちマーシャルは、いじめっ子の存在に悩んでいた。
この日も、いじめっ子チャドが待ち伏せしていることを知り、いつもの道をさけて帰ろうと森の中に入り込む。
心配したタマヤも後を追った。しかし、このことに気がついたチャドが、追いかけてきたのだ。
森の中でつかみ合いになり、タマヤは、マーシャルを助けるために、足下にあった泥を投げつけた。
ブクブクと泡を出している無気味な泥、手に取ると生暖かい。タマヤとマーシャルは、必死にその場を逃げ出した。
翌日、いじめっ子は、学校に来なかった。
そして、タマヤの手にできた水ぶくれは、どんどんひどくなり、広がっていった。
"あの泥"が原因に違いない!
あの森で、なにか恐ろしいことが起きている・・・・・・。
何が起きているのか?
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