「お星さまは、夜空にいるだけじゃないのよ。 とびらも窓もない、小さな赤いお家に住んでいるのよ」
そうお母さんに教えてもらった男の子が、おほしさまのちいさなおうちを探しに冒険にでかけました。
アメリカやオーストラリアなどで、りんごの季節になると子ども達に語られてきた、楽しいお話が絵本になりました。
豊かな自然に恵まれたオーストラリア在住の 渡辺鉄太、加藤チャコ夫妻による美しい絵本。
全ページお試し読みで読みました。
英語圏では、よく語られるお話と書かれてありましたが
私は初めて読み、すてきだと思いました。
糖蜜のタフィーが作れるおばあちゃんも良いですね。
男の子と一緒に、赤いお星さまのおうちを探しに行くねこさんの、時々の表情が愛らしく、道に咲く秋の草花もきれいです。
普段リンゴは縦に切ることが多いですが、こんな風に切ると
くっきりとお星さまが現れますね。
とてもかわいいお話でした。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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