昔むかし、節分の日。「おにはそと、ふくはうち!」豆まきがはじまった家から、鬼の子おにたがとびだすと、福の神の子おふくとばったり出会った。おにたは一人前になるためにつぎの家をさがさなければいけない。おふくといっしょに、くらくなった山の中へあるいていくと…。
節分では嫌われ者の鬼のおにたと、喜ばれる福の神のおふくがなかよく貧乏な老夫婦の節分を手伝います。
正月のお話をするには少し過ぎてしまったし、節分にはちょっと早いタイミングでピッタリの紙芝居です。
こういったお話では、野村たかあきさんの線の太い絵がさえわたります。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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