1年生になったぼく。夏休みにおばあちゃんの田舎へ行き…。おばあちゃんを想うやさしさが現代的なテーマのもとに綴られた絵本。
表紙の少年の目が澄んでいてきらきらしているけれど、なにか
どことなく悲しい目をしているのが気になって図書館から借りてき
ました。
田舎に一人住まいするおばあちゃんの家に、小学1年生になった
僕が、夏休みに遊びに来ました。
おばあちゃんは、サルに畑を荒らされ、サルと毎日戦って暮らして
いました。お父さんが迎えにきたけれど、おばあちゃんを心配する
僕は、まだ帰りたくありません。
”サルに負けてばかりなのに、秋になったら、イノシシもくるのに、
冬がきたら、寒くてかぜひくよ。”と、おばあちゃんを心配するやさ
しい孫の気持ちに嬉しくて泣けてきました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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