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十五夜のお月さまに見せる出し物が、動物たちの間で決まる中、イノシシだけ決まりません。やがてイノシシは、兄弟で相撲をとろうと思いつきます――。地道な努力が実る喜びを描いた、十二支の「イノシシ」の昔話。
イノシシのおはなしは、あまり聞いたことがないので、楽しみに読みました。
イノシシのイメージは、周りを見ずに突っ走るという感じです。
でも、このお話ではイノシシは自分の特技をいかして、わき目も振らずもくもくとやり抜きます。
誰かの真似をするのではなく、自分らしさで勝負するところがいいです。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子、男の子)
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