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病気で死んでしまったおとうさんづるは、からすについばまれ、羽根だけになってしまいました。その羽根に、くる日もくる日もよりそう、おかあさんづる。しかしある朝、おかあさんづるは、新しい生活を求めて、青空にいきおいよく飛び立ちます。厳しい自然の北海道に住む、たんちょうづる夫婦の命の物語。
表紙の濃いブルーに惹かれ、手に取りました。
はじめのページから、手島圭三郎さんの迫力のある版画絵に目を奪われます。
湿原に生きるたんちょうづるの厳しくも美しい暮らし。特におかあさんづるのたくましさには圧倒されます。
力強く生きるたんちょうづるに勇気をもらえた気がしました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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