話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

講談社青い鳥文庫 クレヨン王国の十二か月

講談社青い鳥文庫 クレヨン王国の十二か月

  • 児童書
作: 福永令三
絵: 三木由記子
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

税込価格: ¥715

「講談社青い鳥文庫 クレヨン王国の十二か月」は現在購入できません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 1980年
ISBN: 9784061470439

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
新書判・252ページ

出版社からの紹介

大みそかの夜、ユカが目をさますと、12本のクレヨンたちが会議をひらいていた。クレヨン王国の王さまが、王妃のわるいくせがなおらないうちはかえらない、といってゆくえをくらましたのだ。おどろいた王妃は、ユカといっしょに王さまをさがしもとめて、ふしぎな旅に出る。

ベストレビュー

冒険活劇の裏にかくれた夫婦の物語

自分が子どものころに読んだ本を見つけたので、
8歳と5歳になる息子たちに、寝る前に1章ずつ読んで聞かせました。

物語は、小学2年生になる主人公のユカが、
クレヨン王国のシルバー王妃と一緒にいなくなった王様を探す旅に出る、というもので、
なかなか長い物語ではあるのですが、
各章もそれぞれ独立したわかりやすいテーマがあるせいか、
子どもにもわかりやすかったようで、面白がって聞いていました。

自分が子どもの頃は純粋に物語を面白がって読んでいたのですが、
いざ自分が親になって、改めて読み直してみると、
可愛らしい子どもの冒険活劇の裏にひっそりと息づく、
少しリアルな夫婦のドラマに笑ってしまいました。
そもそも、王様が家出したのも妻の悪いくせ(しかも12も!)に愛想を尽かしたからだし、
王妃の悪いくせも、どこか身に覚えのあるものばかりで・・・。
昔はかっこいいと思っていた王様も、
妻から逃げ回るなんて夫としてどうなんだろう?と思ってしまったり。


最後の章を読み終えたとき、
昔はとてもさびしい終わり方に思えて、ユカのような明るい気持ちにはなれなかったのですが、
今改めて読み直してみると、これ以上はないハッピーエンドに思えました。不思議ですね。
25年の歳月を越えて、本当に読み終えたという気持ちになりました。
(ふもとさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)

関連記事

出版社おすすめ




児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

講談社青い鳥文庫 クレヨン王国の十二か月

みんなの声(6人)

絵本の評価(4.43

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら