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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

いねになったてんにょ

いねになったてんにょ

絵: 水四澄子
再話: 君島 久子
出版社: 福音館書店
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作品情報

発行日: 1968年

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美しいインドネシア民話

インドネシア民話です。
私の手元にあるのは、「こどものとも」151号で、1968年発行のペーパーバックなので、もしかしたら今は絶版かもしれません。
私が子どもの頃、妙に惹かれたお話です。
神様の一人娘が、人間の若者に恋をして、一緒になりたいと願うのですが、神様はこれを許さずに、二人を稲に変えてしまうという美しいお話です。
娘が若者に恋をするきっかけが、地上から聞こえてくる美しい笛の音色です。
顔が美しいからとかたくましい姿だからというのではなく、美しい笛の音に惹かれて・・・というところがなんとも美しくて素敵です。
また、父である神様は、インドの影絵のような姿をしていますし、神様が戦っている魔人達は、唐獅子のような姿なので、全体的に異国の匂いがプンプンしています。
異国の香りと笛の音色という二つの大きな要素が、この物語を彩って、美しい恋物語を作り上げています。
35年以上も昔に読んでも、現代読んでも、同じ感動があり、色あせない絵本です。
「こどものとも」って、他ではなかなかお目にかかることができないようなお話を送り出してくれることが多く、幼少時に触れることが出来て、本当に良かったです。
(金のりんごさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳)

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いねになったてんにょ

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