こもれびをめぐり、小さな草花たちが繰り広げる群像劇。 悩みながらも、希望を探し、明日を見つめて精いっぱい生きていく姿を描く。
林木林さんの本がすきなので、読んでみました。小さな草花たちのお話です。そのさく位置によって、こもれびを受け取るさまはそれぞれ違う。その草花の思いを読みながら、おのずと人生を考えてしまいます。こもれびを感じるあわくやさしい絵をながめながら、忘れがちな大切なことに思いをはせました。日々のニュースを見ながら、不安にゆれる今、静かに、しみいるような絵本に騒ぐ心がなぐようでした。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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