アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した絵本作家 荒井良二さんが初めての翻訳に挑戦した絵本。自転車に乗ることが大好きなイグナツ。ある日、彼が住んで いる街で大金持ちが“ちょうちょをつかまえたらごほうびをやる!”と言い出して、街の大人たちは大騒ぎになりますが…
ヨーロッパの人って、丸めがねをかけて、髪やひげを伸ばすと、みんな同じ感じに見えるのかもしれませんが、
私はパッと見、『イグナツ』ってジョン・レノンに似てるな。と、思いました。
ヨゼフ・パレチェクのイラストは、鮮やかな色彩で、とても目を惹きました。
絵画に興味のある人は、ヨゼフの絵を見ているだけで楽しめると思います。
お話は難しくないし、文も短めで読みやすいので、4,5歳くらいから小学校高学年くらいまで、お薦めです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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