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さるかにがっせん

さるかにがっせん

作: 岩崎 京子
出版社: フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 1984年
ISBN: 9784577004692

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子がには何匹

有名なあだ討ちものの昔話です。

先に、松谷みよ子の「さるかに」を読んだのですが、今回もあだ討ちそのものよりも、母がにの中から、子がにが無数に生まれてくるところに驚異を感じてしまいました。

息子もこの場面が非常に気になるらしく、読んでから数日後「お母さん、子がには何匹生まれたんだろうね」と言いました。

読み返してみましたが「わさわさ うまれて」きたとあるだけで何匹とは特定できません。

忠臣蔵のようにあだ討ちで盛り上がるのは日本人特有?
権力や理不尽なものへの怒りが根底にはあるのかもしれないとも思います。

あだ討ちの場面には、絵にもスピード感が感じられました。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)

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