もうじき七歳になるカイサは、けがをしたおばあちゃんのかわりに一人でクリスマスの準備をします。北欧のクリスマスを描く物語。
今の日本とは全然違う、
ちょっと昔の北欧の暮らしぶりがうかがえる
楽しい読み物です。
今の生活の方が電化製品のおかげで
断然楽で便利なのだけど
ろうそくの灯りや薪のコンロの生活を
してみたく思ったり…。
話は淡々と進んでいきます。
主人公のカイサの様子が生き生きと書かれていて
元気で思いやりがあって芯の強い子なんだろうなあと
想像できます。
小学校低学年の女の子に
読んであげたい一冊です。 (メイリーンさん 40代・せんせい 女の子15歳、女の子12歳)
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