あさたろうが草津の追分から中山道を通って秩父に戻るまでが描かれます。あさたろうが山道に入るやいなや、傷を負って倒れている一人の男ちゅうじに出会います。あさたろうは彼を助けて、しばらくの間、近くの炭焼き小屋に滞在します。ちゅうじは正義感に駆られ、悪代官を切った罪で追われている身。やがてちゅうじを追って悪い役人たちがやってきます。いったんはちゅうじをかくまったものの、出発の時に見つかってしまい、あさたろうと役人たちの戦いが始まります……シリーズ完結編です。
この巻はとても分厚いです。あさたろうファンにとっては、とてもうれしいです。一巻から楽しみに読んでいたので、あさたろうが故郷に帰ってとても感慨深い巻となりました。無事に帰れてよかったです。にきちの手紙もおもしろかったです。これは息子に大うけでした。
裏表紙が最高です。 (じっこさん 30代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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