「おはよう! 7じ。あさごはん たべよう!」
時計の針が7時をさす絵と、かわいい顔のスプーン&フォーク、マグカップ。
からっぽの白いお皿の上に何をのせましょう?
次へページをめくると……
「いっぱい あるよ。どれ たべる?」
「わあ!」と思わず声を上げちゃう、おいしそうなものがいっぱい。
クマちゃんやブタさんの顔形パンに、ベーコン、ゆで卵、ドーナツ、バナナ、おにぎり、スープ……。
どれがいいか迷っちゃう。
さあ、きみは何を食べたい?
指をさして、「これ!」って教えてね。
「12じ。おひるごはんの じかんだよ!」
「いっぱい あるよ。どれ たべる?」
ホットケーキにオムライス、ハンバーガーにお寿司、お好み焼き、サンドイッチ、ピザ!
ラーメンもうどんもあるよ。
3時のおやつも夜ごはんも、ちゃんと時計が描かれているから、何時にごはんを食べるのか自然に分かるのも嬉しいポイント。
1、 2歳の小さなお子さんから楽しめる、読み手と子どものコミュニケーション絵本。
たくさんの食べ物の絵の中から、好きなものを探して「これ!」と心の中で自分のものにする。
それって、子どもにとってすごく素敵な遊びなのですよね。
同じシリーズに『いっぱいあるよ! おでかけどれにする?』もあります。
こちらは乗り物や動物がたくさん登場するので、3歳くらいにもおすすめですよ。
2冊とも、あかちゃんが手に持っても安心なようにデザインされた、角が丸いボードブック。
ぜひあわせてご覧ください。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
続きを読む