『おすしのずかん』『パンのずかん』『めんのずかん』と続く、大森裕子さんの大ヒット「おいしいずかんシリーズ」。 最新作は、子どもも大人もみんな大好き「おかし」のずかんです。
ほんものよりもおいしそう?!なおかしたち。 ケーキ、パイ、焼き菓子などなど、世界各国のおかしが、緻密に描きこまれたイラストで紹介されています。 見開きページいっぱいのおかしたちに目移りしてしまって、時間を忘れてしまいそう。 まるで、おかしビュッフェにいるような幸福感に包まれます。
監修は、雑誌や書籍を中心に活躍するお菓子・料理研究家の福田淳子さんが担当。 おかし1つ1つに発祥地を知ることができる国旗がついていたり、おかしの豆知識も紹介されています。 「6月6日は、ロールケーキの日」 「エクレアとは『いなずま』の意味」 などなど、雑学的に楽しむこともできて、人に話したくなっちゃいます。 子どもも大人も、みんなで楽しめる1冊。 甘いものがだいすきなあの人へ、プレゼントにもぴったりですね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
30万部突破の「コドモエのずかん」シリーズ最新刊は、みんな大好き「お菓子」♪ ショートケーキにモンブラン、チョコレートにクッキー、お団子におせんべい…… 食感や音や匂いまで味わえそうな、おいしそうなお菓子の数々をとくとご覧あれ! 生まれた国がわかる国旗マーク付き。 2021年3月刊
絵が緻密、それでいてどこか温かみがあり、いつまでも眺めていたい絵本です。
どの国生まれのお菓子なのか小さく国旗が描かれていて、国旗自体の説明は最後のページに。大人も「あれ、この国旗どこの国だっけ…?!」とちょっとした脳トレ状態。
おなじみの洋菓子もいくつか日本生まれのものがあり、親子で「へぇ〜!」と学ぶことばかり。子供から大人まで楽しめる最高の図鑑です! (たちばなさん 30代・ママ 女の子5歳)
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