
いいもの探しが大好きな私の弟。ある日、見たこともないスペシャルな宝物を見つけてきた。「だれかの落とし物かな?」。持ち主を探し回ったけど見つからない。「そうだ!友達になろう」。お気に入りの瓶に入れて、どこに行くのもいっしょ。ところが、ある晩、夜空にメッセージが……。「きれいな空があるかぎり、お友達に会えるね」。そんなことを語りかけながら、子どもといっしょに大気汚染などの環境問題を考えるきっかけにもなる翻訳絵本。

だいじな宝物をびんに入れていつも持ち歩き、どこへ行くときも一緒の様子がほほえましかったです。
おほしさまが空にかえってしまい、さみしいけれど、
「たからものはいなくなったんじゃなく、おともだちにができた」というところに感動しました。
そして、この本はおねえちゃんの視点から描かれているところが、とてもよかったです。 (maaruさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子9歳)
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