「ぼくの友達、ウィルバーの家って、ちょっと変わってるんだ・・・。」
ぼくがロビンソン家に遊びに行った、とんでもない1日を紹介してくれます。
何がとんでもないかと言えば・・・もうロビンソン家全て。
まず出迎えてくれるあっちおじさんとコッチおじさんを見て口をあんぐり。
驚いている暇もなく、お手伝いのクネクネが荷物を預かってくれてる横で、ガストンおじさんが大砲でヒューと飛んでいく・・・。
「今日はなんだかぱっとしなくてさ、退屈させちゃうかも。」
なんて、ウィルバーはクールな顔で言ってのけるし。
絵だってとてもシュールなのに、起こっている出来事の規模の大きさがめっちゃくちゃ。
ウィルバーのお父さんに頼まれた「おじいちゃんの入れ歯」を探しているだけで
次々に巻き込まれる珍騒動。
一体何人同居してるんだ?・・・って位次々と親戚が現れる。(そしていつもみんな不思議な道具を発明しているんです。)
・・・
気がつくと、一日と経たないうちにすっかりロビンソン家の虜。
ディズニーが映画にしたくなる気持ちがわかる、わかる。
(公開も始まったディズニー映画「ルイスと未来泥棒」の原作本です。)
摩訶不思議なこの感覚、是非絵本でも味わってみてください。
クセになります。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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