一年生の国語の教科書で習う名作昔話を、一年生で習う漢字を使って綴った絵本シリーズ。巻頭巻末に漢字の紹介もしています。
この絵本の鬼は大工の代わりに橋をかけてやった見返りに「目玉を出せ!」と恐ろしいことを言いながらも、なんとも人なつっこいかわいらしい表情をしています。この絵本が、「鬼はこわい」だけでなく、子どもたちが鬼に対して親しみや興味を持ってくれるきっかけになってくれればという思いがこもった1冊です。
※保育絵本として発行したシリーズを判型を大きくし、一部改訂して書籍化しました。
福音館書店の、昔ながらの「だいくとおにろく」も読んでいますが、こちらは「一年生のおはなし」というシリーズの中の一冊ということで、小一の娘が選んできました。
イラストはより現代風にスッキリとかわいらしく、鬼の苦手な娘も抵抗感なく読んでいました。一年生で習う漢字が一覧で掲載されていてその中でこの絵本に使われている漢字も紹介されています。
漢字にはふりがなが振ってあるので一年生のひとり読みにピッタリの絵本だと思います。 (ouchijikanさん 40代・ママ )
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