
障がいのある「おとうと」がいる小学生の「ボク」。おとうとのことを好きだと思う一方で、ちょっと恥ずかしく、心配にも感じている。そんな複雑な感情と懸命に向き合って「ボク」がたどり着いた答えとは? 障がいのある兄弟姉妹をもつ「きょうだい児」ならではの悩みや不安、孤独な気持ちを当事者の視点から絵本にしました。 彼らに寄り添い、励ますとともに障がいのある子の心にも光を当てていきます。

障がい者の福祉施設で働いているから、こんな作品には感極まってしまいます。
発達障害、知的障害、精神障害…、ひとりっ子は別として、彼らの兄弟姉妹は、どのような気持ちで彼らに接してきたのでしょう。
この絵本では、小学校時代の兄弟を描いています。
でも、兄弟はずっと先まで兄弟なのです。
大変だなぁ、でも兄弟だなぁ、障害を理解してあげられるから、受けとめているから、お兄ちゃんは輝いているのです。
きれいごとで済まないことも多いと思うけど、この絵本を見たら、まわりの人もわかっていただきたいと思いました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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