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あの子の心の中をのぞいてみると?『カラフルなひとりごと』【NEXTプラチナブック】

まちの片隅のあちこちで見かけるあの子も、この子も。 心の中では、きっと色々なおしゃべりをしているはず。 ちょっとのぞいてみると……?
夏の落ち葉を発見! 「やわらかいんだ〜」 この子の心の色は、若葉のみどり。
おやつを上手に食べられなくて、こぼしてばかり。 「どうしよう、みつかっちゃった」 彼女の心の中は、とまどいと不安な色。
あれあれ、お母さんに怒られて泣いていると思ったこの子の心は意外にも? お誕生日プレゼントをもらった女の子の心は? 歯が抜けた! 冷たくて気持ちいい〜。
周りからじゃわからない、あの子のこの子の心模様。ささやかな出来事だけれど、そこにはあるのは「発見」や「喜び」そして「不安」や「ひみつ」。彼らだけの大切な特別の瞬間。
すぐにでも忘れてしまいそうな小さな気持ちの数々を、丁寧に、そしてカラフルに描きだすのは種村有希子さん。今の私の気持ちを色であらわすとしたら……? そんな事を考えるのって、とっても豊かな時間ですよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

「なつの おちばって やわらかいんだ!」。「どうしよう みつかっちゃった」。外から見ていたら気がつかないようなこと。まわりから見たらどうってことないようにみえる出来事。でもその子にとっては、小さいけれど、「発見」や「不安」や「意地」や「自分だけのヒミツ」だったりする。そんな小さな特別の瞬間を描いた絵本。あの子も、この子もきっと心のなかでおしゃべりしているんです。7人の子どもの特別な瞬間を描く、子どもの心に寄り添う気持ちの絵本。

子どもたちの何気ない一コマと、心の中の気持ちを、そっと書き留めてある作品です。
その気持ちをカラフルに描いてあり、大切な個性として愛おしく表現してあるところが素敵です。
服と同じ色の線で描いてあるのも、いい塩梅です。
そして、次々とカメラが回るように、隣の風景の子どもへと場面が変わります。
まさに、「あのこも このこも」。
きっとどこかに、共感できるシーンがあると思います。
最後の俯瞰図では、みんな登場。
ちょっとしたサイドストーリーですね。
裏表紙にそっと描かれた作者の既刊本『ふぶきのみちは ふしぎのみち』も
同じような世界観ですよね。
幼稚園児くらいからでしょうか。 (レイラさん 50代・ママ )
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