山にすむきつねの子は、遠足にきた子どもたちをこっそり手伝ってあげることにしました。先まわりして落ち葉をはいたり、どんぐりを落としてあげたり……。やっとみんなが坂道をのぼりきったと思ったとき、目の前に、大きなリュックがどすん! あらわれたのは、園長先生でした。きつねの子は、園長先生のリュックをいっしょに運んであげ、子どもたちと初めて出会います。そして、大きな園長先生のリュックから出てきたのは……。
市居さんの絵本が好きな4歳息子と一緒に読みました。きつねって絵本などでは、何となくずるくて嫌なやつとして描かれがちですが、こちらのきつねは優しいきつねでした。最後にみんなとちゃんと遠足っぽいことができてよかったね!と嬉しくなりました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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