ひよこがにげます。
おうちを飛び出して、元気に、まっすぐ。 少し休んだり、休まなかったり。 草むらににげたり、じっとしたり、バスにのったり。
ひよこは絵本の中で、元気ににげまわります。 にげてにげて、その先にたどりついたのは……?
『きんぎょが にげた』から40年! 今度はひよこがにげています。迷うことなく、楽しそうに、さまざまな方法で。その姿の愛らしいこと。
楽しい気持ちになっている時も、ちょっぴり暗い気持ちになってる時も。絵本を開けば、いつでも小さな明るい彼らが駆けています。ひよこはにげるもの、当たり前だけど、なんだか嬉しくなっちゃいますよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「ひよこが にげます」「みんなで にげます」――おうちから元気に逃げ出したひよこたちは、好奇心いっぱい。家の外のひろい世界でいろいろなものに出会い、さまざまな経験をしながら、どこまでもどこまでも逃げていきます。逃げて逃げてたどり着く先は――。転がるように駆けていくひよこたちのリズムと疾走感が心地よい、シンプルで楽しい絵本です。
「きんぎょがにげた」は大好きですが、ひよこまで逃げている絵本をだされていたのは知りませんでした! 早速読んでみると、タイトルどおり、にげるにげるひよこたち。シンプルながら楽しくて、最後はほっこり。絵もかわいい! 「きんぎょがにげた」をプレゼントするときは、この絵本も一緒に贈りたいと思いました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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